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Q.
iPhone, iPadで透過PNG保存できない
iPhone, iPadで透過PNG保存できない
A.
原因は２つ考えられます。１つは「写真アプリ仕様変更」と「iCloud写真」です。
＜写真アプリ仕様変更（または不具合）＞
一度iPhoneまたはiPadのiOSバージョンをご確認下さい。
iOS13以降では、あるサイズ以下（閾値は弊社でも不明です）の小さめの画像については、写真アプリ内ではその画像をタップしても背景が黒くならないという動作のようです。
これが、仕様であるかは不具合であるかは弊社側では不明です。
また、アイビスペイントで透過画像が保存できないというわけではなく、単に写真アプリ上の表示の問題となります。
透過PNG保存をし、写真アプリ上でその透過されていないように見える画像をアイビスペイントに再度読み込んでみてください。（読み込み後に線画抽出しますか？で「いいえ」をおして読み込んでください）
これで透過された状態（レイヤーウィンドウのサムネイルをみると確認できます）であれば、透過PNG保存は成功しています。あくまで写真アプリ側の表示上の問題ということになります。
なお、アプリによっては、写真アプリ上で透過されていないように見える画像（実際には透過されている）を開くと透過していない状態として読み込まれることがあります。
この場合はそのアプリがこのiOS13の仕様変更（か不具合かは不明ですが）に対応できていないということになります。
その読み込み側アプリの開発会社へご要望ください。
また、画像サイズを大きくすることで回避できる場合もあります。この場合は、アイビスペイントの編集画面のツール選択＞キャンバス＞画像解像度変更 で大きくしてください。これを実行する前は念の為マイギャラリーで作品を複製してから実行してください。
＜iCloud写真＞
透過PNG保存し、写真アプリで透過されているように見えたのに翌日みたら不透明になっている場合があります。この場合は、端末に保存されたPNG画像がiCloud写真機能によりiCloudサーバにアップロードされ、端末には高圧縮版（JPEG）のみ残っているためです。写真アプリで高画質のオリジナル画像をダウンロードしてから、利用すると透過PNGになります。
＜その他＞
XやLINE、その他サーバにアップロードするサービスは透過PNG対応していないものがたくさんあります。Xであれば、SafariやChromeのブラウザからアップロードし、900x900ピクセル以下の画像のみ透過PNGになる。など仕様が細かいです（なおXアプリでアップロードするとJPEGに変換され不透明になります）。
LINEもオリジナル画像アップロードとか、オリジナル画像ダウンロードをしないと透過にならないようです。
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